もはや宗教

言ってしまえば、物事は考え方次第的な内容。 これを読んで変わるかどうかは実践するか否かと言われても、実践するような何かが書かれていた印象は無いです。少なくとも、私にとっては。 でも、人にとっては何かプラスになるかもしれないので、評価は高くしてあります。 ラポール、ペーシング、アンカリングといった言葉は出てきますが、著者の主張を裏付けるために都合よく利用しているくらいで、それらを詳しく知りたいなら別の本の方がいいでしょう。 優秀なセールスマンも云々みたいなくだりがあっても、「この人、セールスマンじゃないしな」とか、偉人の行動に主張したい理屈を当てはめてるのを見ても、「この人、歴史家じゃないしな。詳しく知らないだろう」と思えてしまうと、「ああ、ただの権威付けか」という感想しか抱けません。 こういうアプローチをするなら、自己催眠みたいなタイトルを付けてる本の方が、割り切った感じがあって個人的には好きですけどね。 ちなみに、タイトルは「一瞬で自分を変える法」ですが、本文には「人生は一夜にして変わることはない」とあったりします。まぁ、一夜で変わった例なんて、いくらでもありますけどね。