まさにライフワーク

長く活動を休止していた清原なつのによる意欲作。千利休の生涯が、彼の愛した茶器や茶室の膨大なうんちくとともに綴られています。清原なつのといえば、の、現実をシビアに、悩みながらも難なく切り抜けていく少女たちは登場しませんが、利休の自分に正直に、でも多少は曲げつつ、後悔もしつつ、という生き方は、彼女の作品に出てくる少女達と通低したものを感じます。 たまたま「へうげもの」を読んだあとに手に取ったため、いろいろ楽しく読めました。