通説を論破する良書
戦後の日本経済の大きな2つの事象に関する様々な通説を論破しています。
(1)戦後の高度経済成長
(2)バブル崩壊後の低迷
(1)については、
通産省の産業政策によって高度経済成長を果たしたという通説を論破しています。実際には個別企業の努力+有利な為替レートという事がデータと共に示されます。
(2)については、
不良債権処理の先送りや構造改革云々ではなく、単にバブル潰しを行った日銀の政策ミスという事が書かれています。確かにバブル当時にインフレ目標があれば、バブル潰しのために公定歩合を上げる必要など無かった訳で、本当に悔やまれます。
間違った通説を論破できるデータや理論が紹介されており、勉強になります。また経済理論は素人に分かり易く説明されているので、誰でも読めます。
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