ビギナー向けの熱帯魚飼育指南書。

この本を選んだ最大の理由は、小型水槽レイアウトの実例に魅力を感じたからでした。 17cmから30cmまでの小型水槽レイアウトが8例、それぞれ水槽サイズ、フィルター・照明・ヒーター・底床の種類、熱帯魚と水草の種類、レイアウトの主なポイントを添えて綺麗なカラー写真で紹介されています。一般的に、小型水槽は水質の管理が難しくビギナーには不向きと言われていますが、これらの実例を見たことで不安が払拭され、実際に小型水槽で熱帯魚を飼い始めるに至りました。さらに60cm水槽レイアウト2例と45cm水槽でのアクアテラリウム1例も紹介されていて「飼育に慣れたらいずれ私も・・・。」と夢が広がります。 ビギナーが上手に飼育する1番のポイントは、体が小さく丈夫な魚を選ぶ事。そうすれば小型水槽でも難しくないと、この本は説いています。ビギナーが飼うことを前提に、熱帯魚飼育の必要物品の紹介や水槽の立ち上げ方などひと通り説明されていますが、なんといっても役に立つのが熱帯魚カタログ。ビギナーでも飼い易い熱帯魚が沢山、特徴や飼育のポイントなどを添えて美しいカラー写真で紹介されています。混泳できるか否かなども解り易く、また、初心者には飼育が難しい熱帯魚も紹介されています。魚選びにかなり役立つと思います。 選んだ2番目の理由は、水草についても触れられていること。アクアテラリウムにも興味があるのですが、水草の選び方や管理方法などが、魚ほどではないですがひと通り説明されていて、右も左も解らないビギナーにとっては良いとっかかりになってくれると思います。 選んだ理由のもうひとつ、160ページオールカラーであること。文字よりも写真やイラストが多く使われています。この本を傍らに熱帯魚の世界に足を踏み入れ、迷ったり困ったときにはもう少し詳しい本を探す、そんな感じでしょうか。 【目次】 1 飼育グッズの準備とセッティング 2 魚の迎え方と混泳テクニック 3 エサやりと水槽のメンテナンス 4 初心者向き!熱帯魚カタログ 5 水草の植え方・育て方とトリミング術 6 ビギナー向き!美しい水槽レイアウト 7 病気のケアと飼育Q&A