著者は、MND 筋萎縮性側索硬化症という神経の難病患者。日本では、ALSという名称の方が知られています。段々自分で動くことができなくなり、食べることも呼吸することもできなくなる病気です。現在は、症状緩和治療しかない中、自分でこの先発声することができなくなるのなら、あらかじめ、自分の声を録音し、AIを使って自分の考えを再生しようと取り組んだりします。 今までの対症療法ではなく、ロボット工学とAIを使って新しい人間を作り出そうという考えで、今までにないMNDの状態になろうと、今も奮闘している姿を表した本です。 他の病気やあらゆる人がテクノロジーで、違う新しい状況が作れるのではないか、とヒントや刺激になる本ではないかと思います。