早川義夫は純真な子供のようにまともに感じたことをまともに言っているだけにすぎない。でも、彼の言葉が胸を打つのは、彼がそれを言うだけではなく、実践しているからだ。これはなかなか出来ることではない。その結果、彼の生き方はあまりに不器用でそしてひどく人間くさいものになる。そこには憧憬さえ感じてしまう。彼の歌には中学生の頃出会ったが、彼の歌は一生聴き続けるであろうし、彼の本は何度も読み返すに違いない。