SFの醍醐味を満喫するというよりは、 風変わりな設定の小説を楽しむ感じで読みました。 透明で静謐で品がいい。 それがこの作者の持ち味だと私は思っています。 ちょっとカズオ・イシグロに似ている気もします。 多文化の中で生きる人の複眼視というか、多重視というか。 読んでいる間はセロトニンが出ているような気がします。