都内のアパートに一人暮らしの主人公(若い男性)は使用済みのワイシャツをクリーニングに出さず、自分で洗うこともしないので、部屋の中に汚れたワイシャツが積み上がって足の踏み場もない。会社での人間関係もうまくいっていないため「カネをやるから今の仕事をやめ、東南アジアで失踪した人を探してきてほしい」という依頼をホイホイと承諾し、幾多の危険と困難に遭遇することに。でも「生きてさえいれば、きっと何とかなる」と読者に希望を持たせてくれるところが、桐野氏の作品ならではなのでしょうね・・・。面白かったです。