歎異抄のスタンダード

昔から多くの人の読まれている歎異抄。しかし宗教書ゆえに、さまざまな口語訳、解説書があり、初めて手にするには選びづらい書物でもある。 本書は、西本願寺が作成した真宗聖典註釈版が底本となっており、異端的解釈書を手にするリスクは限りなく少ない。 また、解説を加えているのは、先の聖典編纂委員の一人でもある梯實圓氏。原文の口語訳だけでは拾いきれない人間関係や、時代背景などを共に読み込むことで、宗教書としての奥の深さを知ることができるでしょう。