非現実的な世界が現実的に迫り来る驚異!

D・フィンチャー監督の作品を観たのは、これで2作目です。 「セブン」に続いて、心の奥深い部分が動かされる一作となりました。 . 主人公ベンジャミンが背負った宿命は、現実には有り得ない設定ですが、 ごく自然に違和感を感じることなく…むしろ現実味を伴って迫って来る所に 驚嘆しつつ鑑賞しました。 . ベンジャミンと運命の女性デイジーの人生の交錯を柱に、二人を取り巻く 人々のエピソードの絡み合いが、結末に至るまで見事に描かれています。 . 鑑賞後、死生観、人生観、家族愛等々、様々な想いが巡り、しばしの間、 余韻に浸り切ったまま、なかなか抜け出すことが出来ませんでした。 .