奇才荒木飛呂彦の初連載作品。 奇妙な台詞回しと効果音、鮮やかなトリックはさすがと言った感じ。 また何よりスゴいのは、公一くん以外出てくるやつ出てくるやつ悪人だと言うこと。そしてその悪人どもの中でももっともズル賢くしたたかなのが主人公ビーティーなのである。 ビーティーは悪賢く道徳観念なんてものも全くないという少年と設定されているが、そんな彼が「親友」公一くんにだけ見せる友情に厚く頼もしい一面はそれだけに大変ほほえましい。悪人だからこそ人生には味があるということなのか。 荒木一流の奇妙な表現で書き出された友情物語、と言うわけである。作品中の言葉を借りれば、「ブタどもに信頼とか友情はない」のである。