読んでおきたい1冊

泣きました。維新後、「敗者」「朝敵」とされた会津藩が新政府からどのような扱いを受けたのか、生の声だけに胸に迫ります。 柴五郎は義和団事件で名を馳せましたが、こちらでの記述は幼少だった北越戦争、移封された斗南藩での苦しい生活、そして陸軍士官学校までで終わっています。ここから這い上がって陸軍大将にまでなった柴五郎は本当に優秀な人であったのだろうと思いました。 「声に出して読みたい日本語」で有名な齋藤孝先生が音読したい本の一冊に挙げていらっしゃいます。確かに旧文体で美しいリズムですが、内容が辛いので音読したら涙声になりそうです。とはいえ、この国の大きな歴史の転換点で起こったことであり日本人なら読んでおきたい一冊だと思います。