くつろぎの時間に

この短編集は藤沢氏が会社勤めを辞めた時期に興に任せて書いた、とありますが、氏の初期の作品にしては暗さがなく、ご本人いわく興に任せて書いたためか、軽快な筆致で他の作品とは趣が違っているような気がします。こうした作品ですが、藤沢氏独特のユーモアは失われておらず、読むと心が落ち着きます。私にはお茶などのリラックスタイムに読むのも良いようです。