米国が世界の警察ではなくなった世界

地政学者でありシンクタンクの経営者であるピーターゼイハンの最新著作です。シェール革命により石油やLNGの世界最大の埋蔵量を得た米国は中東油田に頼る必要がなくなりました。食料も自給出来る米国はもはや軍事ににお金を掛けなくなるだろうとピーターゼイハンは見通しています。それにより米軍が世界のシーレーンから手を引き始めたら世界の海運物流は中東や東南アジアで海賊行為が多発するであろうと予測する。つまりエネルギーや食料を輸入に頼っている国々は生き残れなくなると警告している。本書はトランプ再選前に書かれたものですが、トランプが再選された今、西側諸国に防衛費の増額要求がなされておりピーターゼイハンの予測は現実化しつつあると私は考えさせられました。但しピーターゼイハンは海軍力がある英国と日本は自力でシーレーンを確保出来るかも知れないと言っています。その為には財施負担と高インフレに苦しむであろうとの事でした。あたなはどう考えますか?