アナトリのファンとしては納得出来ない

ジャーナリストなら文章が上手くて当然、確かに読み応えあり。だが著者は様々なエクスキューズを巧みに使い自己正当化し、同時に他者を批判している。スコット・フィッシャー氏の遺族からの手紙(本書エピローグ)に全く同感だ!著者は自己に甘く他者に厳しい尊敬出来ない人物だと感じた。極限の世界では誰もがベストを尽くし、各々の判断に従ってでき得る限りの事をした。誰も咎める権利もないし弾劾する権利もない。故アナトリと故ロプサンが気の毒だ。見捨てられ生還しても誰の事も非難していないベックを見習って欲しい!