編み物の雑誌などでフェアアイルなどの編み物のルーツをたどる旅のような記事があっても、眺める程度で熟読はしません。どこかお勉強のような堅さがあって、気負って読むものという印象なのですが、この本は、三國さんの柔らかい視点を通しているせいか、どこかほっとするような優しさで満ちています。各地のニットデザイナーさんのお話が興味深いです。
これまでの三國さんの本とは系統が違うようだから、買おうかどうしようか迷っていて、本屋さんで見て即決しました。「みんなの編み方。」のページがたまりません。私は人が編んでいる姿が大好きなんです。これを見ていると、編み方はやっぱり人それぞれいろいろあるんだな、とか、いろんな気持ちになります。
作品数は少ないですが、私が編みたいなと思った作品はブリティッシュエロイカが指定糸で同じ色がちょうどあるので、その点も購入の決め手につながりました。だけどもやっぱり作品数と価格のバランスに満足感が得られないので、星をひとつ減らしました。テクニックをそれほど必要としない作品や、編み込みの柄がかわいいミトンとかも載せてほしいよー、と思います。ミトンのキットはいつも瞬殺で売り切れてしまうし…。帽子も載せてほしかったよー、とか思ってしまいますが、アラン、ロンドン、フェアアイルに一瞬で行った気持ちにさせてもらえて、暖かい気持ちになりました。
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