もう一つの英文学史

チャールズ・ディケンズ、ウィルキー・コリンズ、アーサー・コナン・ドイル、G.K.チェスタトン、アガサ・クリスティーら、英ヴィクトリア期に生きた5人の作家に通底する人間学-人間性の探求をテーマとした力作。 このほか、ハーディ、オースティン、シャーロット・ブロンテにも言及があり、英文学ファンにはたまらない魅力で溢れている。 ただし、古典とはいえ、ミステリー小説の結末に触れている部分があり(筆者のお断りはあるが)、ある作品について、「犯人はすべて人間である(ただし、○○の『××』の犯人のような例外もある)」→「犯人は人間でない」→「犯人はオランウータンであって」とあるのには、思わず噴き出していまいます。