個人の視点からのお金の歴史

お金に関する歴史に興味があるので、手にとった書籍であるが、いわゆる経済史では、金融制度や、当局の視点からの貨幣の制度が取り扱われているのに対して、本書は、貨幣を使う個人の視点から記述されていると書かれているのに興味を引かれた。今では、電子マネーの普及で、1円玉を使うことは少なくなったが、前回の東京五輪までの昭和30年代の高度成長期では、1円玉が足りなくて、100円の商品を1円玉なら50枚で売ったという話が非常におもしろかった。