「週刊ビッグコミックスピリッツ」に創刊35周年を記念して、4回にわたり「アンソールの男」が掲載されていましたから、 そのうち単行本が出るのではないか、と思っていましたがやはり出ましたね!!本書では、さらに、「月刊!スピリッツ」掲載作品、 2012年東日本復興プロジェクト、などの作品もあわせて収録されています。 収録作品は以下の通りです。 1:忘れられた一夜 2:ガレキの街の美術商(前編、後編) 3:アンソールの男(Part.1~Part.4) 4:九鼎の行方 ギャラリー・フェイクとしては、11年ぶりの単行本になるそうです。相変らず、藤田とサラの関係は、あれからも進展していないようですし、 そこに三田村小夜子が絡んでくる展開は、相変らず面白いです!! 以下、ネタバレがありますから、未読の人は注意して下さい!!! 1:藤田とサラの過去のなれ初めを描いています。しかし、2人にこんな因縁があったとは、少し胸キュン!ですね。 2:これは東日本復興プロジェクトの一環です。古美術の修復作業が、意外なところで役に立っています。 阿漕な商売をする藤田ですが・・・・・。幕切れが鮮やかです。 3:ギャラリー・フェイク、だけにかかわらず、細野さんは、意外と時事ネタをよく使われますが、 本作のユーゴスラビア紛争、そして、難民、テロ、の問題が伏線になっています。 4:これも3Dプリンター、中国の経済的台頭が伏線になっています。しかし、最後はさすが藤田ですね!! ひょっとすると、これからは、不定期に新作が掲載される可能性もあります。期待しておきます!!