上野千鶴子研究

上野が30歳前半、活字として出版した処女作。内容は、アメリカの社会学者、ゴフマンの手法を応用し、商業広告上の表現に、男と女の問題について検証したもの。但し、最近の 上野の向老学的な著作を読んだ後では、内容的にも <まだ若い・・>との印象を受けた。自分の主張に、強引に持っていく、論理の組み立ては、今の上野の<老獪さ>には とても勝てない。しかし、この時点においてすでに、現在の男の弱体化を予想したのは、さすがと言わざるを得ない。