名著と言うべき

久高島の生活風景が目に浮かんでくるような作品。絶海の孤島とも言うべき小島に残された古い日本の習慣、祖先への信仰を機軸とした人々の周年生活の有様が赤裸々に著されている。形が違うだけで、つい戦前までは日本のどこにでもあった泥臭い風習が廃れていくことに危機感を覚えた。後世に残しておきたい一冊。