ファッション+生き方も考えさせられる本
「衣」は、誰もが毎日身近なことでありながら、ひとたび「ファッション」という言い方になると、スタイルの良いキレイなモデルさんだけが美しくなれる…そんなちょっと遠いイメージもなくはないと思います。
でも、政近準子さんは、この本でそうじゃないことをきっぱりと断言されています。
本には、好きな服と似合う服の違い、おしゃれの再構築はワードローブチェックからはじまること等々、ページをめくるたび、決して特別な世界のことではない、身近にできるヒントになる気付きが次々と目に飛び込んできます。
と同時に、服と心の深い関係、お客様の内面に迫ることこそが重要だとも。
ライフスタイル、職場環境、趣味、習い事、今後の夢、その方の感性や性格、志向にあっているものでなければ、単なる見た目の劇的チェンジを遂げても、結局日常生活には役に立たない、長続きしない結果になる…と。
ファッションの流行は移りゆくもので、常に「心地よい風が吹く」ような、凝り固まらない柔軟さもおしゃれの重要な要素だという言葉に、ワタシは深く共感し、これって、ファッションに限らず、生き方、仕事、遊びにも通じていることだな…って強く思いました。
「おしゃれは、内面からにじみでるものと切っても切り離せない。年齢を重ねているということは、それだけ経験値と内面を充実させているということ。若い頃には出せなかった魅力が表れてくる…」そんな力強く、あたたかい言葉は、ファッションの域を超えた、生き方の本でもあると思います。ポジティブに、元気になる一冊です (^-^)
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