ユカイなんだけど

私はBLは書かないし、あんまり読んだりもしないのですが、ラノベ系を書くので小説の書き方本は好きですし、なにが萌えか教えてほしくて買いました。 結果:爆笑。 辛口評価になりますが、新人賞で苦労なさっているんだな、と……。よほどの作品が送られてくるのでしょう。文章や構成を学びたいなら、他の本を。 こちらの本の特筆すべき点は、あまり意味をなさないランキング(あまりに面白くて何人にもまわしました。集計数がすくないのも素敵)と、呼称。これはたのしかったです。この本のよさはここだけと言ってもいいくらいです。BLを書く方にはジャンルの説明などは参考になるかも。なぜファンタジーが駄目か、など。 最初は「これは必要ない」と言っていて「でもなかったらがっかりしませんか?」的に、よく次の章ではそっくり持論がひっくり返るのもおもしろいです。 ラノベでは、文学的な文章論は意味をなさないかもしれませんが、上手になりたいのなら、別の本がいいです。小説用でなくでも、脚本用も構成にはもってこいです。 こちらの本は、初投稿をするけど、どうやって印刷したらいいの?というところあたりから入る方におすすめです。 同じくらい初心者なら、まだルルル文庫のやつのほうが……いいと思います。本当に。でもこっちのほうがある意味率直。意味のないポエムとか書くなとか(笑)気持ちいいのは書いてる本人だけとか(笑) 文学のようであれとはまったく思いませんが、両方を知るのはいいことだと思います。川端康成とかの文章読本なども、よいですよ。 この手の本は数を読む必要はありませんが、いろんなジャンル・レベルのに目を通すと楽しいです。それであとは実践のみ。完結させていくと問題点がみえてくるので次はそれを克服する、というように書くとレベルがあがってきて、楽しいです。同じくらい苦しいけど。とはいっても、最終選考で落ちましたが……。まだまだなので、精進します。