まるで、心を映す万華鏡のよう
水晶を光にかざしたときの煌めきの記憶。時間の持ちうる、その甘いやさしさと、氷のような残酷さ。きっとそうなるはずだった、いやそうならなくてはいけなかった、光の指し示す未来。だけど、言えなかった、ただひとつの言葉。そのスピード感、距離感、空間感覚。引きつけられました。新海誠、この名前を知らない方は、おられるでしょうか?たいへん力強い、メッセージ性のはっきりしたアニメーションをお作りになるクリエイターの方で、ぜひ記憶しておきたいお名前です。この方の作品は映画館での観賞をおすすめするものですけど、DVDでも十分伝わって来るものがありますね。その映像の透明感は、すばらしいですし、こだわりは深いです。今回の作品は青春の甘い記憶の映像、という印象であります。たいへんせつないストーリーですけど、すごく日常に近いお話です。でもおもしろいです。これ重要です。写真もそうですけど、私は「おもしろい」という要素を、たいへんだいじにしています。おもしろい=心が揺れ動く、と捉えて下さると解りやすいです。それゆえオススメいたします。一見の価値は、ありますよ。
次回作ももうすぐお目見えしますし、期待は大きいです。DVD特典映像のメイキングとインタビューも、すごく興味深い内容でした。満足です。
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