政治学者の高坂教授についてはよくわかる本
この本は、政治学者の高坂教授について、よく解説してある本です。
とてもわかりやすくて、高坂教授が何を主張して、行動したのかを書いてあります。
高坂教授が主張したのは、第1に「国際政治は、力、利益、価値の三つの体系からなる」と言ってる事と、第2に、「日本外交の基盤となった吉田ドクトリン(憲法9条堅守、日米同盟、経済優先)の考え方は、吉田首相も、ずっと、続いていくとは思っていないが、商人的な独特な外交方針で、日本らしい」と言ったいることの2点が、わかりました。
ただ、個人的には、高坂教授が、日本の国際政治学者のトップであることがよくわかりません。
「理論やデータや統計」などのベースがあまりに、「文学的」で、曖昧なので、予測を外しているのではないかと思えます。
湾岸戦争で、「イラクが一方的に撤退する」など、ありえない予測をして、外しているのは、高坂教授の「理論やデータや統計」が曖昧だったとしか思えません。
また、「経済政策」をとった田中角栄に対して、とても批判的だったのは、高坂教授が、「経済政策」に、精通していなかっただけなのではないかと思いましたね。
政治学者は、基本的に、「経済政策」に、無知な人が多いので、高坂教授が、ちゃんと、「マクロ経済学」の教科書を読んでいたかは、疑問ですね。
高坂教授について、よく解説している本でしたが、高坂教授が、日本で最高の国際政治学の教授とは思えないというのが感想ですね。
あと、電子書籍化をしてほしいですね。電子書籍化してくれると、とても助かります。
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