レビューに惑わされ、魔が差しました
レビューで絶賛されていたので、続巻もまとめて、3冊購入したのですが期待はずれでした。魔が差すってこういうのを言うんですね。せめて、1巻目だけ購入するべきでした。
異世界ファンタジーは好物なんですが、どうしてだろうなあ。異世界の話にしてもどうかなというような設定の甘さや、先がどんどん読めてしまうストーリー、詰め込みすぎのうえバレバレの伏線、しかも結局活かしきれていない。これらが長々と続いているのが合わなかったのかなあと思います。
また、主人公たちの周りの登場人物は全員と言っていいほどいい人だらけで、印象が薄いのも退屈の一因かと。効果的な敵役とか、あて馬的人物を工夫してもよかったかもしれません。
長い話なんですが、主人公と皇帝がかなり早い時点で出会っていて、以降は言わば長いおまけです。このおまけ部分が面白くないんです。多少の事件はあるものの、二人が結婚するまでのあれこれって感じで、言っては悪いが生暖かい予定調和の話が延々と続いていきます。話のどこかで驚きや意外性を感じさせてくれる部分があったらよかったのになあと思います。
酷評になってしまいましたが、作者は新人さんらしいので、これだけ長い話をかける力には感嘆します。これからの精進に期待します。
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