侮りがたし。

おまけの「221年B組モリアーティ先生」ハドソンさんのセーラー服が実に良いなぁ。 本編も実に良いです。 夜の貧民街、イーストエンドに恐怖の声を響かせる「切り裂きジャック」。ウィリアムの頭脳は「彼ら」の手段と目的を明確にとらえ、かつての師匠である「本物」を作戦行動に参加させる。ロンドンの闇を象徴する歴史的事件を、本作では「彼ら」の社会的扇動と捉え、巧みに「モリアーティの世界」に昇華させるあたり、実にうまいです。 第一次アフガン戦争の忘れられた英雄の魅力、侮りがたし。 そしてラスト近く、モランとボンドの複合神プレイも侮りがたし。 ヴィクトリア時代の負の側面を前面に押し出した野心作。次巻はホームズが前面に出てきそうで、これも楽しみです。