発達障害境界児とは

著者は専門の研究者でもなく教師でもありません。この本は発達障害の若者を専門に預かる学校での講師としての経験を元に、生徒たちのインタビューを主に編纂したものです。 つまりこの本には難しい専門的な解説はありません。私的には普通とちょっと違う若者たちについて、「あなたはどのように感じますかと」問いかける本に思えました。算数の計算だけ出来ない子。場の空気が読めない子。人は誰だって得手不得手はあります。私にだってどれも多少の心当たりがあるためか、彼らのどうにもならない苦悩に時には涙が溢れてくるものもありました。発達障害者と私達を隔てるものは何か。考えるきっかけを与えてくれる本です。