劣化彩雲国物語

おこぼれ姫の作者の新作ということで期待していたのですが…がっかりでした。 全員キャラが薄いし、中華な描写はゼロだし、設定も展開も地味で何も残らない。 ヒロインにもヒーローにも何ひとつ共感できないまま読了しました。 ヒーローやヒーロー側近など、天才キャラとして持ち上げられている人は多いのに、全員しょぼい陰謀にあっさり引っかかっているので、どのあたりが天才なのか分かりません。 ヒーローのかっこいいシーンもなく、恋愛的な萌えもないです。 あと、ヒーローは後宮の妃たちそっちのけで一女官のヒロインにかまいすぎ。 皇帝として自覚ある行動が全然できてない上、仕事もしないでヒロインと遊んでばかり。これで天才有能皇帝とはこの国はどれだけ人材不足なのかと心配になるレベルです。 ラストの歴史風記述では彩雲国物語を思い出したので、比べてしまってますます残念な感じに。 ヒロインが官吏になる理由も「そんなこと?」と拍子抜け。もしこの子が彩雲国の世界にいたら官吏の仕事なめるなと先輩たちに叱られてすぐに辞めちゃいそう…。 イラストも華がなくて、好きだなと思えるところがなかったです。続きは買いません。