漱石の随筆集で「思い出事など」は、修善寺で胃病を悪化させ、療養までの経緯が事細かに書かれているので、胃の悪い方には少し辛いかも。そんな緊急事態でも、花や看護にあたる人々の様子を細かに観察しているのはさすが。「頭が丈夫過ぎて困ります」という夫人の言葉に思わず苦笑。