とても気に入ったシリーズの翻訳が打ち切られて未完で終わることが何度もあった私としては、日本の読者のために書き下ろしてもらえるなんてぜいたくでありがたいです。 読むたびに賢くなってしまう教養ミステリです。前作ではパガニーニの生涯に詳しくなり、今回は初めて聞くハーディング・フェーレやオーレ・ブル、有名なメロディしか知らないペール・ギュントについて詳しくなりました。 ミステリとしてはスッキリしない部分もありましたが、主人公に好感がもててたまにクスッと笑えるので読んでいて楽しかったです。