クリスマス・アルバムとしてまずまずの出来

5年間の沈黙を破って2008年に年明けまもなく発表されたアルバム『神々のシンフォニー/Symphony』に続き、秋に発表されたクリスマス・アルバムが『冬のシンフォニー/A Winter Symphony』です。今作はタイトル通りクリスマスから新年にかけてのひと時を鮮やかに彩り人をハッピーな気分にする面と、人を感傷的にする面を持ち合わせた選曲になっています。 個人的には、ABBAの「アライヴァル/Arrival」、ニール・ダイヤモンドの「アイヴ・ビーン・ディス・ウェイ・ビフォア/I've Been This Way Befor」、「アメイジング・グレイス/Amazing Grace」など、冬という季節を感じさせるサラのアレンジがとても良いと思いますが、前作『神々のシンフォニー』の中の曲「パシオン/Pasion」でデュエットしたカウンター・テナーのフェルナンド・リマとの再共演曲「アヴェ・マリア/Ave Maria」は最高の出来だと思います。 ただ、2008年のサラは多忙で、『冬のシンフォニー/A Winter Symphony』を発表後、11月からは”シンフォニー・ワールド・ツアー”も控えているという忙しさで、サラにもう少し時間の余裕があれば『冬のシンフォニー』はさらに良いアルバムに仕上がったのではという気もします。