御園が大人になって。

前巻で彰子に別れを告げられた御園が、彰子の涙の意味を知り、苦難を乗り越えて大人の男として彰子の前に再び現れた。裳裾や指輪に込められた2人の想いが、健気で切ない。ラストシーンのモノローグの畳み掛けと、もう何があっても揺るがないであろう覚悟を湛えた御園の表情が圧巻。次巻の7巻で終わるらしいが、どんな結末になるか楽しみである。