安定した確かな視点とおもしろさ

中世ヨーロッパ、ケルンのまじめなおまわりさんオドの物語。 舞台は中世でも、現代に通じる社会の不条理やら人間の悲劇やらを細やかに、でも、感傷的にならずに描いてくれます。 思い悩むオドさんは、いずれ、出家なさるのだけど、 数々の悲喜劇にも、現実的にキビキビ立ち向かっていく人々がたくましくて、いつもながら、安心できます。