メードインジャパンの薬を知り生命科学に夢

ノーベル賞候補にも上る「スタチン」(コレステロール低下薬)を発見した遠藤章氏など、近年、日本が世界に誇る新薬開発の苦闘の物語。巻末の解説で全体を概観でき、一般読者から研究者まで楽しめる工夫がしてある。 Made in JAPANの薬がいくつもあり、創薬は、人命を救うことはもちろん、ノーベル賞も数多くかかわっていることも分かり、生命科学に夢が持てる。科学的成果以外にも、研究開発組織、産学連携、特許などに関するヒントも盛り込まれている。