東京国立博物館で開催中の聖林寺展で東京に来ている「国宝 十一面観音立像」が廃仏毀釈の嵐を免れて大神神社付属の神宮寺から聖林寺に移されたことを知ったのを契機に購入。この経緯が伝説と古文書から伺われる真相とはかなり異なることを始め、全国各地の記録から廃仏毀釈の真相を明らかにしようとする。近所の大きな神社も廃仏毀釈の際に付属していた二・三の寺が廃されたことを以前から知っていたことも相まって興味深く読んだ。