はたらくくるま大好きな2歳児が何度も読みたがる、かっこいい消防車のイラストが魅力的です。ゴミ収集車、救急車も登場するので、車好きには嬉しい絵本だと思います。ただ、ストーリーは2歳児には少し難しいので噛み砕いてお話しする必要があります。仕事がなくて落ち込むハシゴ車ののびるくん、ハシゴが動かなくなる、などの心情描写を読み取れる年齢が楽しみです。 しかし、ハシゴ車ののびるくんに活躍の場がなく、落ち込むシーンに関しては、「治安がいいってことだから、消防車の仕事がないって、その地域にとって素晴らしいことなのでは…?」と思いながら読んでいます。緊急車両はかっこいいし、みんなを助けてくれる素敵な車なのですが、事件がなくて寂しい、というのは違うのかなと思います。作者さん的には「適材適所、それぞれの車両にそれぞれの活躍の場がある」ということを言いたいのだと思いますが、ラストシーンのセリフは「のびるくんだからできたね」「のびるくん、ばんざい!」と言った感じなので、大人がうまく言葉を足してあげないといけないのかなと思いました。