足利高氏の心はすでに決している。彼は、名優さながら、なに食わぬ態(てい)で六波羅軍と合した。いつ、最も効果的に叛旗をひるがえすか? 高氏の打ちあげた烽火(のろし)は、まさに万雷の轟きとなった。石垣の崩れる如く、鎌倉幕府は150年の幕を閉じた。--さて建武の新政。台風一過と思ったのは、ひと握りの公卿たちで、迷走台風は再び引返して荒れ模様、武士たちの不平不満は尽きない。
足利高氏はなに食わぬ態で六波羅軍に合流。問題はいつ、最も効果的に叛旗をひるがえすかにある。高氏の打ちあげた烽火は、まさに万雷の轟きとなった。石垣の崩れるごとく、鎌倉幕府は百五十年の幕を閉じた。
■新田帖
大江山
六波羅攻め
峠
怪 軍
雑草復活
千早解け
うかれ囃子
触れ不動
紫の一本
暗君片鱗
散りいそぐ
稲村ケ崎
高時曼陀羅
犬神憑き
■建武らくがき帖
天下多事
義貞上京す
勝者の門
尊氏と成る
鞭の宮
ちょへい旋風


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