イエスのイメージが変わりました。

キリスト教に馴染みの薄い日本人に向けて、分かりやすく自身の考えるキリスト像を著しています。 私はカトリックで幼児洗礼を受けております。 私にとってはキリスト教は馴染み深く、ある意味洗脳のように小さい頃から当たり前のように触れてきました。 イエスを神格化して見ていた部分もありました。 しかし、本書ではイエスを一人の貧しい村に生まれた青年として描写し、大変親しみやすくなっています。 イエスの伝えたかった「愛の神」とは。 厳格な父のような神ではなく、優しく全てを包み許してくれる母のような神。 自らを迫害し、暴行の末に十字架に掛けて殺した人々を、 「父よ、彼らをお許し下さい。何をしているのかわからないのです。」と憐れんだイエス。 その姿に、弱虫だった弟子たちが強められたのです。 それこそが、イエスの復活の真髄であると筆者は述べています。 今までのイエス観が一新され、「私の信じるイエス」「私が信じたいイエス」が見えた一冊でした。