地に堕ちたQueen、坂柳有栖。

2年生3学期の試験において、同じAクラスの橋本正義の裏切りにより、坂柳有栖が率いるAクラスは最下位に終わる。 坂柳の提案により、くじ引きで退学者を決めた結果、坂柳の側近である神室真澄を失うことになる。 無意識に落ち込む坂柳に対して、綾小路清隆は、 「神室はお前にとって友人だった。くじ引きで退学者を決めたのは、敗北に動揺したお前の失策だ。それを自覚できなければ、次の試験も敗北する。」 と指摘して、坂柳にリーダーとしての成長を促す。 一方、軽井沢恵と復縁した綾小路だが、ますます綾小路への依存を深める軽井沢に対して、綾小路の心は動くことは無かった。 二人の蜜月が終焉に近づいた予兆を感じさせる第10巻でした。