著者の人生経験がベースで説得力あり
大変面白く読ませていただきました。
導入部分のStoryは、掴みとして出色の出来で読者を本書に引き込みます。その後の流れからアッと思わせた結末まで本書の骨組みであるStoryは流石、推理小説家でもある著者だからこそのものであり、これだけでも十分に楽しめる本となっています。
もちろん、「39のこと」はノルマ証券の先兵として内外で活躍するも、大病をきっかけに価値観が大きく変わった著者の実体験に裏打ちされており、内容的に目新しいことばかりではないですが、極めて示唆に富んでおります。
また、本書は今後転職を通じてステップアップを目指す30〜40代の方だけでなく、定年が迫ってきているにも関わらずその後をどう生きるか迷っている50代の人間に対しての示唆もあり、対象層についてはちょっと欲張りすぎの感もありますが、幅広い年齢層におすすめできる本になっています。
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