東日本大震災のPTSD

主な内容は、東日本大震災のPTSDに苦しむ、福島県相馬市出身の一人の男性にスポットを当てて物語が描写されています。この一冊には、大手メディアがあまり触れなかった現実や、その後コロナ禍でも浮き彫りになった人間の醜い部分等、読んでいるだけで居たたまれない気分になる描写がいくつもありますが、当時を知る人も、当時を知らない世代も、やはり目を背けてはいけない内容だと思います。ここに描かれているのは、今を生きる一人の人間の生き様だと思うので。ただ、精神的な負担がかかるのも事実なので、自身の心の状態とも相談しつつ、読むタイミングを見計らうのがベターかもしれません。この巻に限らず、ですが。