ウェストールを教えてくれた宮崎駿に感謝しなければなりません。 リリシズム溢れる少年の初恋と破滅的な運命。 第二次世界大戦開始当時が舞台の物語でありながら、軽快なテンポの文章は時代の古臭さを感じさせません。 恋をした少女に対する自殺的ともいえる勇気と献身は、物語の悲しい結末に、さわやかで清々しい香りを残します。必読。