市民の教養書
現在の日本で最もスタンダードな行政学の教科書として評価の高い書物。行政学の歴史的背景から現実の政策形成までを、実に読みやすく、かつ解りやすく論じている。行政学の教科書として読む以外にも、現代国家の特徴は行政国家化にあるのだから、現代政治入門として読むことも可能だろうし、現代日本の制度を主たる対象としているので、日本の統治構造についての概説として読むこともできるだろう。どのように読むにせよ、高校卒業程度の学力をしっかりと身に付けている人たちならば、多少の苦労を厭わなければ充分に理解できるはずである。公務員試験受験者の必読文献としても有名だが、公務員志望者だけでなく、むしろ一般市民の方々に教養書として読んでもらいたい本だと思う。
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