ハイスペック巨漢(イケメン)にハマる
読み終わって驚きました。彼にこんなに好印象を持ってしまうとは…。
朝生くんは、柳のようにしなやかな動き、目に止まらぬ素早さで移動し、ITに長け、インテリで、お洒落で、最高に紳士な…デブ。プライドのあるイケメンデブです。そんな彼が、控えめに、かつ大胆に謎を解決していく。これだけじゃよく分からないと思うんですが、とりあえず、朝生くんがいちいちかっこいい。「僕は機敏なデブなので」「うん、痩せろ」みたいな皮肉にも愛の溢れたテンポよい会話も、気持ちよく読める理由なのかも。
個人的に好きな台詞は、口の固さについて「一度飲み込んだら吐き出さない自信があります(眼鏡クイッ)」です。
また、この話には飯テロ作品の要素もあって、幼馴染の楓ちゃんの手作りダイエット料理の数々にはよだれが出ます。
謎解きの報酬に、料理とご飯四合をぺろりとたいらげる朝生くん。健康が心配なのに、最後には「朝生くん、痩せちゃダメ!」という気持ちになるから本当に不思議です。
どんどん読み進められて、クスッと笑えて、読後に幸福感を感じられる心地よいお話でした。好きです!続編出て欲しい!
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