今季一番のお気に入りかも!
サイチカさんの去年の本は、表紙のスモッキングセーターしか編みたい&着たいものがなく、また、モデル写真のコーディネートもかなり残念な感じで、各地で辛口レビューを書いてしまったのですが…(苦笑)
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今年の本書は、かなり興奮しました。
まず、表紙の進化したスモッキングセーターは絶対編みたいです。着るとシルエットが変わります。もう去年のスモッキングセーターが古臭く見えるから凄い!&怖い!(笑)
instagramで、もう色違いを含め3枚も編み上げて黒のボトム&フェルトハット?&バッグ+グレーのハイヒールでコーディネートされてる方がいらっしゃいましたが、手編みにありがちな野暮ったさは皆無で、かなり素敵でした。手触りの良いリッチな毛糸で編みたい!
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そして、ページを繰って最初に登場する荒波と生命の樹のアランカーディガン。これがもう、ガツーーーン!ときました。
アランの本や特集雑誌は数冊持っていますが、これまでに見たことのない柄で、本当に荒波のようにジグザクが横切っている斬新なデザインであるにも関わらず、“アランカーディガン”としての佇まいが崩れていない。これ、すごいです。
お揃いのキャップも、被ると雪だるまのような個性的なシルエットで、とてもかわいい。手編み作品と知らずに誰かが被っていたら「それどこで買ったの?!」って声をかけちゃうかも。
指定糸はアラン作品ではお馴染みのブリティッシュエロイカですが、アラン定番のオフホワイトやグレーではなく、ピンクぽい薄紫、青、オレンジ、グリーンといった有彩色を使っているところも珍しい。(でも全然ヘンじゃない)
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黒×グレーの太ボーダーのセーターは、一見普通のセーターですが、肘のところにソックスの踵部分が赤で入っているのが面白い。これもお揃いのソックスとあわせて是非編んで、普段着に加えたいです。
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フェアアイルのカーディガン、身近な風景からヒントを得たという、東京の路線図を連想させるようなクールな配色が新鮮。ボタンはスナップ式で、前を留めると比翼仕立てのようなルックスで、これまたクール。
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等々、去年の本とはうってかわってリアルクローズが多く、またデザイン面では洋裁的な発想が多々あり、個人的にとても楽しめた一冊。今季発売の編み物本で一番のお気に入りになりそうです。
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