目のつけどころは良いが人によっては要注意

某SNSにて存在を知り購入。 自己啓発として着眼点や、やってることは大変面白いのだが、この本一番の主題である「執事制度」。 筆者は軽い調子で「執事さん(ハートマーク)」と紹介しているのだが、ようするに「イマジナリーフレンド」や「タルパ」に近しい存在をノート(とは言うものの実質脳内)に設定するといった感じなのだが、その辺りの問題点や危険性について筆者は全く触れてないというか想定すらしておらず、人によっては下手すると解離性同一症一直線ルートになりそうで、ちょっとこの方法をむやみに過信するのは危ないと思った(私含め、こういう本を手にとるのは何かしらメンタルが後ろ向きだった不安定だったりする人が多いと思うので余計に)。 現実と空想の境界を明確に線引きできて、なおかつ「執事は二次元(ノート)のみの存在」「現実のカウンセラー同様、話(愚痴)を聞いてくれるだけの架空の存在」「執事に依存しない」「答えを出すのは自分自身」……といったことが、「当たり前のこと」として徹底的に守れると自分に自信があるなら是非やってみてほしい(私はちょっと自信がないからやめときます)。 ただ、その他の点についてはとても勉強になったり、「そういった考え・やり方もあったか!」と目から鱗だったりしたので、全く合わない・使えないといった内容ではなかった。できるところだけ、参考にさせていただきます。