仏教といえは、釈尊を知らない人はいない。だが、本当の釈尊の姿は、どれだけ知られているのだろうか。本書に於て著者は、仏教一すじの長年に亙る思索と研究の中から、釈尊の生涯とその思想においてその眼目をなすといわれる菩提樹下の大覚成就、すなわち、「さとり」こそ、まさしく直観であり、そのさとりは受動的なものであったという結論を導き出した。釈尊の生涯を見つめながら、その真実の姿を明らかにした仏教入門の白眉の書。
1 識語
1.はじめに
2.「さとり」の消息
3.「さとり」は直観である
4.菩提樹下の思惟
5.縁起の法
6.縁滅の法
7.苦ということ
8.十二縁起
9.正覚者の孤独
10.梵天の勧請
11.最初の説法
12.四つの命題


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