このストレートさには脱帽である
某サイトでの両極端の評価が気になり、値段も手頃ということもあって購入して読んでみた。感想を一言でいえば、これは確かに暴言のオンパレードかもしれない。しかし、その一方で痛快極まりない、というのも正直な感想だ。なんというか、突き抜けている。例えれば、ケンシロウが悪人を倒しまくる北斗の拳を読んでいるかのようだ。
それにしても、この著者にかかれば羽生結弦までもが批判の対象となることに驚く。ふつうならそのくらいまぁいいか、となるのだろうが、手心を加えないところが逆にすごい。潔いともいうべきか。(ただし、私などは羽生結弦は日本を元気づけてくれたアスリートと思っているので、そこの部分は読んでいて苦笑するしかなかったが)
折しも新潮45が実質的に廃刊に追い込まれたように、自由な言論が弾圧されるがごとき雰囲気もただよい始めた昨今である。しかし、そういう風潮を意に介さず、賛否両論の沸き起こること必至の言論を、このようにストレートに提示している本書は、貴重な存在だと思う。
本書の内容を絶賛する読者もいれば、その真逆の読者もいるだろう。しかし、私は内容そのものというよりも、賛否両論となるのを承知のうえで自説を言論の場で堂々と示している著者の勇気(蛮勇?)に拍手を送りたい。今の世の中、こういう本があった方がよい。
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