新潮ミステリー大賞受賞作と聞いて読んでみたのですが、それはもう期待以上の面白さでした。本格ミステリーかと思えば加えてファンタジー要素もあって、その絶妙なバランスと高い文章力に驚かされました。私のような小説初心者がみてもほんと丁寧で読み易かったです。 登場人物も皆個性的で、その独特の世界観にずるずると引き込まれ、少しずつのつもりが気付けば一気読みしていました。また印象に残る場面や台詞が多いのもこの作品の魅力の一つだと思うし、醍醐味であるトリックもふんだんに散りばめられていて良かったです。 主人公である解体師に吸血鬼、殺し屋、そして魔女達までもが運命によって引き寄せられ、物語の中でどう絡んで行くのか…はほんと必見です。